■理髪用のバリカン

短めの髪型の私は、昔の中学生の校則じゃあないけれど、耳に髪の毛がかかってきたら「切り時」なのです。大体月一回のペースで髪を切ります。俗に言うロン毛の人には分からないでしょうが、理髪店で髪を切ってもらうのも結構費用が掛かるものです。ですから、1,000円カットのチェーン店で安くカットしてもらうにしても、単純計算で年間12,000円かかります。それで、そこそこの仕上がりなら文句も出ない訳ですが、安かろう悪かろうで、カット後に自分で修正している位です。「何の為の時間だったのだろう」と考えたら、一時間近く首を絞められてじっとしている時間が苦痛で仕方なくなり、自分でバリカンを購入し、カット出来る前髪、横、トップは自分でカットし見えない後ろ側は手伝ってカットしてもらうのです。自分でカットすれば失敗して結果「丸刈り」になったとしても諦めがつきます。かかる時間が同じなら、理髪店に行く必要はありません。思い立って買い込んだバリカンは7年戦士。今も調子良く動いてくれいています。相当なコストダウンが図れています。

■100均のコップ

歯磨きは毎日の習慣として食後に行うものですね。虫歯の予防・歯槽膿漏等、年齢的に気になってきます(筆者40代)。
歯磨きの時、殊に口を漱ぐ時、私は水道水を流しっぱなしにして、手酌で蛇口から出る水を口まで持って行き、歯磨き後の漱ぎ行為をしていました。電力小売り自由化となった時だったと思いますが、家屋の利用アンペアを下げたのです。そうするとかなり電気代が節約できました。
「んん~、つけっぱなしはよくない。」そんな気持ちを新たにしたわけですが、電気に限らずガスも然りです。しかし、ガスは料理と風呂のボイラー位で使用時間が限られています。水は蛇口を捻れば出てきますし、無頓着に手を洗ったり、流してみたりします。生活水だから仕方のない事だけど、蛇口を捻ったら「売上」だ。って感覚をその電力小売り自由化の時に思ったのです。
「垂れ流しは止めよう」と言う事で、当たり前と言えば当たり前ですが、コップに水を汲んで歯磨き後に漱ぐようにしています。
つまり、歯磨きの時にかかる水道代を節約するのです。
コップの購入金額は100円+税。これで、年間にすると相当量の水道代を節約できます。
電気器具のコンセントもマメに抜くようになりました。
節約心。これが節約を生む。

■コインケース

コンビニエンスストア等でジュースを買う。コンビニは便利な分、価格が少々割高である。大体100円で納まる事は無い。200円出すと50数円のお釣りが来ることもしばしば。
そうした小銭を、大きめのガラス密封瓶にその都度放り込む。基準は100円硬貨以下の50円、10円、5円、1円。これをお釣りとしてもらった時は密閉瓶に入れる。貯金としておいても良いが、一敗になったら、50円玉のみ取り出して、適当な封筒に入れる。そして、事務器用のプラスチックのコインケースに10円玉などを少しだけ入れておく。そうして小分けした小銭は何処へ置いておくかと言うと、車の中です。そう。そうして小分けして車載した小銭をコンビニで飲み物を買う時に使うのです。そうすると、1000円札をむやみやたらに崩さなくても良くなるのです。
買物をすると案外小銭が発生します。「一円をわらうものは一円に泣く」ではないけれど、案外そうしたコツコツとした「お釣り」も貯めておけば結構大きな金額になります。帳簿的に言えば「小口現金」と言う所でしょうか。この場合は、小銭をそういう意図で使うと言うのが大きな節約に繋がる(間接的にでも)と言う風に思うのです。コインケースは例によって100均で売っています。

■所有より賃貸・共有

題目の通り、今のご時世では「所有より借りる」の方がリーズナブルになる場合があります。自動車、本、音楽、映画DVDなど。様々なものを借りる事が出来ます。起業する時や回転資金としての「お金」もその範疇に入るのかも知れません。
私は読書好きなので、ついつい本を「買って」しまうのですが、読んでみて「そんなに好きじゃないな」と感じる事があります。そうした時に便利なのは図書館で借りてみるです。そして気に入れば購入してみる。
賃貸の場合は、自分の所有物ではないので自由度は少ないですが、その物品にかかる経費を節約できますし(主に税金)、共有する事でも購入する際にかかるコストを減らす事が出来ます。例えば、1万円の物品を5人で購入して共同使用すれば2000円の費用負担で済みますね。
時代は「所有から賃貸・共有へ」。エネルギー資源が限られているとすると、こうした「考え方・心の持ち方」を基軸とした節約が真に求められてくるのかと思います。

■手作りヨーグルト

我が家に節約グッズと呼ばれるものがあるのかな?と改めて思い返すと、最近購入したヨーグルトメーカーかもしれません。

私がヨーグルトが大好きで、とにかく毎日ヨーグルトを食べるので買っているのでは足らず、自ら作って食べていました。牛乳パックにヨーグルトを入れて一晩寝かすだけで翌日には、ヨーグルトが増えているというもの、とても簡単でした。ただ気温に左右されたり、牛乳なのかヨーグルトのメーカーなのか失敗することもあります。それを見ていた主人が、それならとプレゼントしてくれました。

おかげで一週間に一度は、このヨーグルトメーカーでヨーグルトを作っています。

この機械は、複合機のようでヨーグルトの他にも、チーズや納豆、甘酒などが作ることができるそうです。まだヨーグルト作りでしか使っていないのですが、もう少し寒くなると甘酒が恋しくなるので、ぜひ試してみたいと思っています。

どれだけ経済的かというと、500gのヨーグルト200円だとします。

一週間に3パック購入するので、1500gが600円になります。

このヨーグルトメーカーを使用すると、1000gが200円で作ることができます。

1/3のコストダウンです。

電気代、初期投資なども考えると、もう少しコストはかかっているのですが、失敗せずに安定して成功するのは、とてもストレスなく使うことができます。

大満足です。

また、我が家には炊飯器を友人にあげたたので、炊飯器がありません。土鍋でお米を炊いているので通常は全く困ることはないのですが、甘酒など低音保存の機能を使うときに不便を感じていました。

甘酒はずっと炊飯器の保温機能で作っていたので、さすがにないとどうやって作ったら良いのかと、ネットで検索して作ってみたのですが、失敗してしまいました。それ以来甘酒を作ることをやめてしまいまっていたので、この冬からまた甘酒が作れると思うととても嬉しいです。

この商品は発酵をするのに向いている機器のようですので、今話題の腸内環境を整えてくれる乳酸菌をつくる食材が家でできるというものです。ですので納豆も自家製の納豆が作るれます。

私は黒豆の納豆が好きなのですが、この機器があると安価にそして大量に作れそうです。

納豆の節約は1パック40g×2で80gで、200円くらいで販売されています。

黒豆は、1kg1000円で購入できますので、半額くらいでしょうか。

これを一週間で500g食べ続けるとと考えると、少しですが節約になりますね。

小さな節約ですが、健康で節約になる我が家の頼もしい助っ人です。