自動車の保有率が、ここ数年で減少していると言われます。

自動車の新車販売台数も減少しています。マイカーの保有率は減っているのですね!

特に若年層の自動車離れは深刻で自動車メーカーなども若年層の取り込みにあの手この手を施していると言われます。

なぜ、自動車離れは起きているのでしょうか?

まず、思われるのが、年間の維持費ですね!

マイカーを所有した場合、年間にかかる費用、諸経費などの維持費の問題ですね!

後で詳しく書きますが、普通車で年間60万円近く必要だと言われます。

次に、自動車の興味のない若者が増えたと言われます。自動車免許証の所得率も減っていると言われています。

しかし、マイカーの所有率が少なくなったのは、やはり維持費の問題が多いと思います。

そこで、ここでは、自動車、マイカーを所有する維持費と、レンタカーやカーシャアリングを利用した際の年間の出費とを比べてみました。

マイカーの1年間の維持費

自動車、マイカーを1年間所有した際の維持費を調べました。

自動車の場合、排気量や使用方法、登録情報などで諸経費に差が出ます。

基本、維持費が安いのは排気量が小さな車、軽自動車からコンパクトカーと次ぐ来ますね!

また、営業車も維持費は安くなりますが、ここでは仕事利用の自動車は省くので、自家用車での維持費を紹介します。

軽自動車の1年間の維持費

・軽自動車税・・・10,800円

・重量税・・・3,300円(3年で9,900円エコカー減税なし)

・自賠責保険・・・1,000円強(37か月で37,780円)

・駐車場代・・・10000円~20000円(月)年120,000円~240,000円

・燃料費・・・8000円(月)96000円(年)燃料費は使用料で異なる

他にもリサイクル料金や消耗品の費用などが必要で、年間、軽自動車の維持費は、60,000円~70,000円前後だと言えます。

コンパクトカー、1000ccから1300ccクラスの車なら軽自動車の維持費からプラス30,000円前後かと思います。

上記の維持費には、購入費が含まれていませんが、軽自動車、コンパクトカーを購入した場合、月に5万円程度必要になると思われますので、維持費プラスの600,000円で1,200,000円から1,500,000円が必要になると言えます。

マイカーを持てば、年間最低でも上記の金額が必要になります。


車が必要な時にレンタルカーを借りる

マイカーの維持費が、年間、最低でも100万円前後必要なら、必要な時に車をレンタカーで借りた方が、得な方も多いですよね!

通勤などに車を使い方は、レンタカーという選択は無理がありますが、サンデードライバー、休日だけに乗る方やたまに買い物やドライブに使いだけの方は、レンタカーを利用する方が、安くつくことが多いと言えます。

1年間で、100万円近くレンタカー代を使うとは思えないですね!休日だけ乗るだけなら・・・

レンタカーも最近は、時間を細かくして料金の細分化で利用したい時間だけの利用などもあります。

また、レンタカー代も安くなっていると言えます。

それでも毎日レンタカーを利用すれば、すぐに100万円は超えてしまうので、毎日車を利用する方にはレンタカーは向かないと言えます。

休日や週に1回、2回程度しか車を利用しないのならレンタカーという選択もありだと言えます。

レンタカー料金も小型車なら1日レンタルしても6000円前後です。

週に6日程度借りても月に36000円です。

年間、423,000円です。

マイカーを持つよりも半分の費用で済みます。

ただ、レンタカーを借りに行く手間や返却する手間などを考えると微妙な価格と思うかもしれません。

金額的には、車の利用がこれくらいの方ならレンタカーの方が節約につながると思います。

レンタカーかマイカーかでよく論議をされますが、金額でレンタカーが得になるケースでもマイカーを持たれる方が多いのも事実です。

ただ、マイカーを持てば、維持費は年間100万円以上掛かるなど費用は結構掛かります。

また、マイカーでもリースなどを利用すれば、月に5万円程度で取得は可能ですが、そこから任意保険や燃料費などを支払えば、年間60万円程度は必要だと言えます。

レンタカー、マイカー、カーリースなど、自動車の利用方法も増えています。

自分のライフワークに合わせた車の持ち方で節約も可能だと言えます。

また、最近は、カーシェアリングなども話題です。

車をレンタルするのも手軽にできるカーシェアは時間単位、分単位でレンタルできるのでちょっとした買い物やお迎えなどにも便利です。

次にカーシェアリングについて書きます。

カーシェアリングの費用と利用方法

マイカーを持たずに、車を好きな時に利用する方法としてレンタカーという選択ともう一つ、手軽に車を借りることが出来るのが、カーシェアリングです。

コインパーキングなどを運営する会社などが、運営している近パーキングにカーシェアする車を常備していてそのカーシェアの会社に登録すれば、好きな時に利用が可能です。

レンタカーが、半日や1日以上での利用に便利なことに対して、カーシェアリングは、時間貸しのような車の借り方です。

1時間単位での料金設定や10分単位など細かな料金設定で、少ない時間でも気軽に借りることが出来ます。

また、カーシェアリングを利用する際には、カーシェアしている車が駐車されているコインパーキングに行けば借りることが出来ます。

スマホから予約すれば、館員カードなどで車のカギを解錠して利用できます。

利用が終われば、元の場所に車を駐車して会員カードなどで施錠すればOKです。

カーシェアリングは、会員になれば、好きな時間、24時間利用可能ですので、マイカーを持たなくても自由に車の利用が出来るというイメージです!

ただ、家の近くにカーシェアリングの基地があることが条件ですが、あれば、カーシェアリングは、マイカーを持たずに、自由に車の利用が出来る画期的なレンタカーだと言えます。

カーシェアリングを行っている主な会社は

・タイムズカープラス・・・コインパーキング大手のタイムズ24が運営するカーシェアリングで、保有台数、車両ステーションも多くカーシェア利用者も多い会社です。

・オリックスカーシェア・・・オリックス自動車が運営するカーシェアリングで、主に都市部のカーシェアに強く、車種も豊富です。

・カレコ・・・カレコは三井リアリティが運営するカーシェアリングで、車両ステーションは限られていますが、会員数も増えています。

・アースカー・・・株式会社アースカーが運営するカーシェアリングで、車両ステーションは、それほど多くありませんが、コンパクトカーから高級車までのカーシェアが出来ます。

・カリテコ・・・名鉄協商が運営するカーシェアリングで、主に中部地方に強いカーシェアで地域を限定することで、その地域でのサービスは充実しています。

カーシェアリングは、地域などは限定されますが、利用方法によってはお得なサービスだと言えます。

マイカーを所有するよりもカーシェアリングの利用の方が便利で節約にもつながることも多くなっています。

各社強みなどがありますが、カーシェアリングの利用には、まずは近所に車両ステーションがあるかが重要で、近くにあるカーシェアリングの会社を利用することになると思います。

少しの時間しか利用しない場合は、カーシェアリングは、魅力のあるサービスだと言えます。


マイカーの所有は得か損か? まとめ

マイカーの所有は得か、損かという議論は、その人の気持ちの持ちようかもしれません。

マイカーの所有は、サンデードライバーに場合、ほとんどが損をしています。

しかし、自動車が好きな方、自分の車でドライブしたいかた、車の中か落ち着く方など、マイカーでないと駄目な方も多く、マイカーの所有が損だと言われても聞く耳は持たないと言えます。

逆に、マイカーの所有での維持費が辛い方は、レンタカーやカーシェアリングの利用で、マイカーを持たずに、車を好きな時に利用する方法もあります。

節約には、車の維持費見直しは、金額的にも大きいと言えます。

マイカーを手放したことで、出かける頻度は減ったのですが、月に出費が車の維持費以上に、節約だ来ているという方もいます。

結局のところ、ライフワークに合わせるのが一番だと言えます。