冬の暖房器具。暖房方法は、石油、灯油やガス、電気、薪などが挙げられます。
夏の冷房と違い、たくさんの暖房器具や暖房方法を選ぶことが出来る反面、暖房方法で暖房費が大きく違ってくることも少なくありません。
夏場の冷房費よりも冬の暖房費の方が高くなることもあります。はい、冬場の暖房費の方が高くなりますね!
そこで当サイトでは、冬の暖房についていろいろな角度から暖房器具や暖房方法で節約するコツを紹介しています。
暖房は、地域によっても大きく変わりますし、マンション、一軒家でも違ってきます、また断熱材などでも違ってくるのでこれが正解というのはその建物によって違うのが現状です。
当サイトでもいろいろな方に、いろいろな暖房方法や暖房器具などを紹介頂いていますので、参考になれば嬉しく思います。
暖房器具の特徴
寒い季節になると多くの人が頭を抱える暖房代。たくさんの暖房器具がありますが暖房器具の特徴を生かして使い分けることで暖房代を大きく節約することができます。
1.人を暖める暖房器具
電気ストーブや石油ストーブは人を温めるのが得意です 。自分一人が温まればいいのであれば部屋全体の温度を上げる必要はありません。ストーブから放出される赤外線は思った以上に広い範囲を暖めてくれるのでイスや机で作業する時などには十分な暖かさを提供してくれます。 また、暖かさを実感するまでの早さもストーブの特徴です。家に帰って寒くて仕方がないときにもすぐに温まることができます。使う時間が短い時や、一人だけ温まればいい場合にはストーブを活用することで暖房代を節約することができます。灯油や薪を燃やす場合にはお湯を沸かしたり、ちょっとした料理をすることもできてガス代の節約にもつながりますね。
2.部屋を暖める暖房器具
エアコンやファンヒーターといった暖房器具は部屋を暖めるのが得意です。家族や友人と過ごすときには部屋全体が温かい方がいいですよね。また室温を設定することも可能なので、快適な温度を維持しやすいうえに設定室温になれば出力を落として運転してくれます。部屋が暖まるまでは暖房代が高くなりますが、室温の維持にはそれほどコストがかかりません。長時間部屋で過ごす場合にはこのような暖房を選ぶといいでしょう。 最近の製品であれば足元の冷えなど、寒い部分を集中して暖めてくれるものもあります。
3.もっと節約したいときは
もしもずっと部屋の中で動かないのであれば体を直接温めてしまう方法が有効です。例えば布団の中でじっとしていられるのならば電気あんか、入ったままでいられるのであればこたつと言った暖房手段です。部屋を暖める方法ではないので暖房ということができるかどうかは疑問がありますが、わずかな暖房代で確実に体を温めてくれます。ストーブなどのように燃料を買いに行く必要もなければエアコンなどのように手入れに手間や時間をかけることもありません。
4.何でも得意な暖房はない
どのような暖房手段を用いたとしても暖房代に直結するのは発生させる熱量です。電気代や灯油代、これらは変動するのでどんなタイプの暖房器具を選ぶかという時にはあまり考えない方が良いかと思います。冬の支出をを大きくの増やしてしまう暖房代ですが、その熱量をどこに振り分けるか目的に応じて使い分けることが節約につながります。寒いのに我慢をして体調を崩してしまったり不愉快な思いをするのではなく、個性に合わせた暖房方法を選び快適に冬を乗り切りましょう。
暖房としてのエアコンの実力と節約
冬の暖房として最も一般的なのがエアコンです。エアコンはエネルギー効率が優れているため、電気ストーブやセラミックファンヒーターなど他の暖房器具に比べると電気代をかなり安く抑えることができます。非常に経済的でお得な暖房器具です。それでも何となくエアコンの暖房機能を使っているだけではあまり電気代は安くはなりません。暖房のエアコンを効率的に使って電気代を節約するためにはいくつかコツを知っておいたほうがいいでしょう。
まずエアコン暖房で電気代を節約するためのポイントはエアコンの設定温度を下げることです。エアコンは外気温と室温の温度差によって電気使用量が変わってくるため、設定温度を下げることで電気代を大きく下げることができます。設定温度が1℃下がることで電気代はだいたい5~10%くらい下がりますが、実際の設定温度としては20℃くらいがおすすめです。
なるべく電源のオン・オフを避けるのも大切です。エアコンは最初に起動してからしばらくが最も電気を使います。一般的な家電ではこまめなオン・オフが節約になる場合がありますが、エアコンの場合はよけいに電気を使ってしまうことが多いです。ちょっとだけエアコンの電源を切るぐらいであれば、電源入れっぱなしのほうが電気代の節約になるでしょう。
窓の断熱もエアコン暖房の節約にとって大きな効果があります。部屋の熱が奪われる一番の原因は窓だからです。普通の窓ガラスでは断熱効果がとても弱く、いくら部屋を暖めてもすぐに熱が窓から逃げていってしまいます。対策としては、厚手のカーテンや二重のカーテンを使うのがおすすめです。最近では窓にプチプチをはるという方法もあります。少し寒い地域などで根本的に解決したい場合には二重窓にリフォームするという方法もありますが費用がちょっと高いです。
忘れがちですがエアコンのフィルター掃除も大切になります。フィルターにほこりがつまると、空気の通りが悪くなってエアコン本来の性能が発揮できなくなるからです。2週間に1度くらいは掃除機などを使ってフィルターを掃除したほうがいいでしょう。
古いエアコンを使っている家ではエアコンを買い替えてしまう、という手もあります。古すぎるエアコンは電気代が非常に高いため、新しいエアコンを買った方が結果的には安くすむことがあるからです。10年以上前のかなり古いエアコンを使っている人では、買い替えというのもひとつのやり方かもしれません。
最後に究極的な節約方法ですが、エアコンの暖房を使わないという方法もあります。厚着や電気毛布などで乗り切る方法です。関東あたりまでなら暖房を一切使わずに冬を乗り切っている人がたくさんいます。部屋の中なのに厚着というのはちょっと面倒ですが、かなり暖かく過ごせます。一人暮らしであれば電気毛布もおすすめです。電気毛布はテレビと同じくらいの低電力ですが、床に断熱マットをひいて厚めの毛布をかけることでこたつと変わらないくらいの暖かさが得られます。
冬のエアコンは電気代が高い、と思いながら使っている人も多いと思います。それでもエアコン暖房はいくつか工夫することで電気代を減らすことが可能です。今年の冬はエアコン暖房の節約にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
エアコンを中心とした暖房で節約
電気代の節約には暖房の節約は欠かせません。電気で動くものとして換気扇や扇風機、映像を映すといったものよりも熱を発生させるものに電力量が多くかかるのは冬の光熱費の金額をみてもよくわかります。熱を長時間発生させる器具としてはエアコンや電気ストーブ、こたつや電気カーペットなど暖かく過ごすものの節約が大きな節約につながります。
特にエアコンでの暖房のウエイトも大きくなっていますがやはり使い方次第で電力量、電気代も大きく差がでてきます。エアコンは起動時が最大の電力量を消費するとも言われているので、節約だからと短時間にスイッチのオンオフを頻繁にすると節約になっていないことも多い実験結果も出ています。30分以内だとつけっぱなしの方がいいというデータもあるので少しの時間でもスイッチオフにするという習慣は止めておいた方がよさそうです。24時間つけっぱなしの方がいいという情報もありますが、こちらはメーカーのサイトなど実験を検証したところによれば条件下によってはそういう場合もあるという程度にとどめておいた方がよさそうです。また、エアコンは設定を1度下げるごとに(冷房の場合は1度上げるごと)に電気代も大きく変わるということから電気消費量がエアコンよりも少ない電気ストーブや電気カーペットやこたつなどと併用することでも節電になることも多いということです。エアコンは部屋全体を暖めますがストーブやこたつなど人のいるところだけを暖めてエアコンは少し温度設定を緩めておくというのも節約の方法の一つです。
また、器具だけの使い方の工夫以外で節約改善できる方法としてはやはり情報を集めてその方法を実行するということです。我が家の場合は電気契約を時間帯別にしているので夜から早朝の時間帯が安いのでその場合は電力量の多いエアコンを中心として、昼間は石油ファンヒーター系を中心にシフトするなどの使い分け暖房などを実践しています。
他には電力会社の自由化になったので、電力会社によって安いプランを選べるようになったのでぜひネットのシミュレーションなどで行って検討することをお勧めします。いろんなプランがあるので一番電力量を使う暖房を考慮して選べばその効果も大きなものとなってきます。
電力会社のプランだけでなくエアコンの本体そのものも節電タイプなどがどんどん開発されていますし、暖房の節電情報というのはメーカーなども新しく更新されていっているのでとりいれるものは取り入れれば大きく節約に活かせいけます。
災害にも強い石油ストーブ
部屋が寒いと何もする気がおきないばかりか、風邪を引いてしまったりとふんだりけったり・・・・
そんな時に部屋をぽかぽかに暖めてくれる暖房器具は本当にありがたい存在ですよね!
しかし巷には、電気ストーブ、灯油ストーブ、石油ファンヒーター、エアコンetc……
多くの暖房器具が出回っていて、何がいいのかわからなくなってしまいます。
その中で私がおススメしたいのは『灯油ストーブ』!
最近は様々な電化製品が発売されていますが、あえて電気を使わない『灯油ストーブ』の魅力をお伝えしたいと思います。
・電気がいらない
電化製品に慣れている方は電気がいらないということだけで、少し驚く方もいるのではないでしょうか。
『灯油ストーブ』は専用のタンクに灯油を入れることで、その灯油を燃焼させて部屋を暖めます。
電化製品のようにコードがないので、部屋のどこにでも置けますし、お部屋がスッキリします。
・部屋がやさしく暖まる
石油ファンヒーターやエアコンなどは温風をだして部屋を暖めます。最初寒い時は温風にあたると温かくていいのですが、直接温風があたるのはあまり気持ちのいいものではありません。
一方で『灯油ストーブ』は輻射熱を利用して部屋を暖めるので、部屋全体がじんわりと暖かくなります。
暖まるのに時間は少しかかりますが、一度暖まれば快適そのもの。
音もないので、自分のやりたいことに集中できる最適な環境を作ってくれるんです。
・天板は簡易コンロ
タイプにもよりますが『灯油ストーブ』のほとんどは天板の上にヤカンや鍋を置くことができます。
ヤカンを置いておけば部屋の湿度も保つことができますし、温かい飲み物がほしい時にすぐに飲むことができます。
煮込み料理なども大得意で、弱火でコトコト、火の心配をすることなく何か他の事をしながら料理ができるんです。
そしてアルミホイルやフライパンを置けば餅やパンなどを焼くこともできんです。
電化製品の暖房器具よりも灯油代が少しかかりますが、この天板を上手に使えばガス代やIHの電気代を節約することができるんですよ!
・おしゃれなデザインのものもある
部屋をおしゃれにしたいとき、電気コードの伸びた電化製品はあまりいいものではありません。
そんな時にも『灯油ストーブ』はその個性が光ります。
レトロなデザインの製品も多く、また、天板におしゃれな鍋やヤカンをのっけたスタイルは部屋で主役になれるほどのインパクトです。
古臭いと思われがちな『灯油ストーブ』ですが、本当にたくさんの魅力が詰まっています。
灯油を入れる手間がありますが、その手間もアウトドア感を感じることができる楽しい作業と思えばまったく苦ではありません!
この便利な時代だからこそ『灯油ストーブ』で本当の『温もり』を感じてみませんか!?
手間を取りか、節約を取るか、暖房器具選び
寒い季節になってくると、しまってあった暖房器具に出番が訪れて光熱費は相当高くなります。とはいえ、冬を快適に過ごすためにも健康管理のためにも暖房器具は欠かせません。石油ストーブに変わって手間が省けて安全性も高いヒーターに切り替えた家庭や、都市ガスを用いたガスファンヒーターの家庭もあるかと思います。後者に至ってはガス代もかかるので広い部屋を広範囲に暖めたい場合でない限り電気ヒーターを選択された方が光熱費の節約となるでしょう。
最近ではエアコンの暖房と同じくして据え置きのヒーターも対流式、伝導式、輻射式など様々なプロセスで暖気してくれるタイプがあるようです。そこから効果対費用で省エネ共々どこかで妥協すべきでしょう。初期投資とランニングコスト、その後年の買い替えなど計画的に選択されるのが良いかと思います。主力をエアコンの暖房機能として補佐的にヒーター、あるいはコタツなどがあれば電気代はともかく家の中では快適な冬を過ごす事ができます。贅沢な使い方を言えばエアコンとヒーターで室内を滞りなく暖め、電気カーペットを床に敷いてさらに電気毛布まで用いてコタツで暖を取る、と思い付く限り並べたてられますが、実際は外が氷点下でもそんなに極端に暖房器具を用いれば暑くて逆効果に違いありません。
部屋の大きさや作り、ライフスタイルなどを考慮しつつ、所得に対し足枷にならない程度の電気代に抑えるのであれば一部屋に暖房器具2つまでがおすすめです。コタツ好きの人、そうでもない人はヒーター、そう分かれて主力は備え付けのエアコンというのが今どの家でも一番多い組み合わせではないでしょうか。さらにはそれらをこだわりの省エネ製品にしていれば電気代もずいぶんと差が出るのではないでしょうか。初期投資では少し首を傾げてしまうでしょうが、ランニングコストで思わぬ優秀さを発見できる製品は今多く出回っています。それらをお供にして冬を幾度と乗り越えると仮定して、節約できた分を貯金に直せば迷わず導入することができるでしょう。
とはいっても暖気能力を落とさず更なる省エネ技術は年々進んでいるからといって、短い年月で製品をこまめに最新機器に交換していく手もあります。しかし、物は長く使ってこそ初期投資を打ち消すランニングコストを発揮できるものですし、エコの概念の本流はそこにあるのでしょう。
暖房器具をうまくつかって電気代を節約することで、健康にも役に立つし、経済的にも「ゆとり」の部分が見えてきて寒い思いをしないので今年からさっそく導入してみてはいかがでしょうか?